剣道用語の解説

技の解説に出てくる剣道の言葉を、1つずつ分かりやすく。

有効打突ゆうこうだとつ
試合で「一本」と認められる打突のこと。竹刀が当たるだけでなく、気勢・姿勢・打突部・打突部位・刃筋・残心がそろって初めて有効打突になる。
残心ざんしん
打突した後も油断せず、相手の反撃にすぐ対応できる身構えと気構えのこと。有効打突の条件の一つ。
気剣体の一致きけんたいのいっち
気(気勢・発声)、剣(竹刀の操作)、体(体さばき・踏み込み)が同時に一つになること。有効打突の土台となる考え方。
一足一刀の間合いいっそくいっとうのまあい
一歩踏み込めば相手を打突でき、一歩下がれば相手の打突をかわせる距離。剣道の基本となる間合い。
起こり・出ばなおこり・でばな
相手が打突しようと動き出す最初の瞬間。手元が上がる、剣先が動く、右足が出るなどに表れ、打突の好機とされる。
物打ちものうち
竹刀の剣先から約4分の1(中結あたりまで)の部分。有効打突は物打ちを中心とした刃部で打つ必要がある。
手の内てのうち
竹刀の握り方と、打突の瞬間に締めて打った後に緩める力の加減。打突の「冴え」を生む。
刃筋はすじ
打突する方向と、竹刀の刃の向きが一致していること。刃筋が正しくない打突は有効打突にならない。
元立ち・掛かり手もとだち・かかりて
稽古で技を受け、打つ機会を作る側が元立ち。技を出して打ち込む側が掛かり手。
踏み込み足ふみこみあし
右足で床を強く踏みしめながら前に出て打突する足さばき。打突に勢いと体重を乗せ、気剣体の一致の「体」を担う。