剣道用語

残心ざんしん

打突した後も油断せず、相手の反撃にすぐ対応できる身構えと気構えのこと。有効打突の条件の一つ。

残心(ざんしん)とは

残心とは、打突した後も気を抜かず、相手のどんな反撃にもすぐ対応できる身構え・気構えを保つことです。「心を残す」という意味で、有効打突の条件の一つにも含まれています。

たとえ竹刀が正しく当たっていても、打った後に止まってしまったり、竹刀を下ろしたり、相手に背を向けたりすると、残心がないとみなされることがあります。逆に、打った後に素早く相手に向き直り、剣先を相手の中心につけて構えることで、残心がはっきりと伝わります。

面打ちでは「打った勢いのまま相手の横を抜け、振り返って中段に構える」、出小手では「左足を引きつけ、剣先を相手の喉元に向ける」というように、技によって残心の示し方は変わります。

残心のポイント

  1. 打った後も相手を見る

    打突が終わっても目線を相手から外さない。

  2. 構え直す

    剣先を相手の中心につけ、いつでも次の打突ができる構えに戻る。

  3. 誇示しない

    ガッツポーズなど、一本を誇示する動作は有効打突の取り消しにつながる。